ゆとりH君のヲタ日記

平成4年式の「ゆとり」がいろいろやってみるよ!

CRキャブレターのカッタウェイ変更

はーい、いつもヲタな記事ばかり書いてるけど今回もヲタな記事を書いていくぞー

 

ちなみに今回のネタもオートバイのCRキャブレターについてです(←またか)。

 

 

※以下前書きです。

ちょっと長いかも?

 

もう説明不要ですが、CRキャブレターとはレーシングキャブレターとして1980年代から存在していて「名器」と呼べる作品ですね。

各種セッティングパーツが存在していて組み合わせによってガソリンの濃さ等を変えて特性の変化を楽しむことができます。

その行為がいわゆる「キャブセッティング」ですね。

 

しかし、キャブセッティングというのはただガソリンの量を変えるだけではないのです。

そもそもエンジンとキャブレターの関係というのは、エンジンのインテークバルブが開いてる間にピストンが押し下げられることによってキャブレターで計量されたガソリンと空気を負圧で吸い込み、燃焼室内に混合気が供給されるというものです(レシプロエンジンの場合)。

いわば、エンジンとは注射器のようにガソリンを吸い上げる機関ということですね。

イメージは沸きましたでしょうか?

エンジンの構造のGIFデータを添付しているWebページを見てもらった方が早いかも?です。

 

さて、先ほどキャブセッティングとはガソリンの量を変えるだけではないと言いましたが、この意味はキャブレターのベンチュリー内の流速によってエンジンがガソリンを吸い込む量が変化するということを言いたいのです。

分かりやすく言えば、5速2000回転でスロットルを1/2開けるのと、1速7000回転でスロットルを1/2開けるのではピストンスピードの速い1速7000回転の方が大きな負圧が発生するため、キャブレターのベンチュリー内の流速も上がり、より多くのガソリンを吸い込むことになります。

その結果、空燃比は濃くなるということになります。

 

 結果的に空燃比が変化するわけですが、単にジェットを変えてガソリン量を変化させるのとは大きな違いがあることをお分かり頂けましたでしょうか?

 

 

 

さあ、前書きが長くなってしまいましたがここからが本番です!

上記の前書きを踏まえて、キャブレターのベンチュリー内の流速を変化させて空燃比を変えてみましょー。

 

 

 で、その手法はというとコヤツを変更します。

 

 

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キャブレターのスロットルバルブです。
CRキャブレターにはオプションでスロットルバルブが数種類用意されています。

画像左の「30」と書かれたスロットルバルブが元々CR33に付いていたもので、

右の「25」と書かれたスロットルバルブを今回購入しました。

ちなみに1個5000円ちょいします。高いわー!!

 

で、この頭に書かれた数字の違いはというと…?

 

 

f:id:Cozy1998:20161008191503j:plain

 

(もっと分かりやすく写真取ればよかった…orz)

左が「30」、右が「25」です。

このようにスロットルバルブには切り欠きが入っているのですが、

「30」と「25」でびみょーに段差が違うのがわかりますか?

25の方が切り欠きが小さくなっています。

この切り欠きのことを「カッタウェイ」と呼びます。

 

詳しい説明は割愛しますが、カッタウェイを変更することでスロットル微開~1/2前後までのベンチュリー内の流速を変化させます。

今回は30→25にしたので流速を速める方向に、つまり濃くなる方に振りました。

カッタウェイ変更に伴って微開~1/2前後の空燃比が濃くなることを予想していたので、

ジェット類も同時に変更しておきました。

 

※変更前のセッティングはこちらです。

 

MJ:138

JN:Y5 (クリップ位置3段目+0.5mmのシム)

SJ:42

AS:1+1/4回転戻し

CA:30

 

そして、変更後のセッティングはこちらです。

 

MJ:138

JN:Y7 (クリップ位置2段目)

SJ:42

AS:1+1/4回転戻し

カッタウェイ(CA):25

 

上記セットにて試走してみましたが、これではスロットル微開~50%まで薄すぎました。

思いのほかジェットには影響は現れないのか…?

で、色々実験したところいいセットにまで持っていけました。

 

 

 

 

 

 

セッティング詳細は書きませんがね。

 

苦労してみるのも楽しいものですよ(ゲス顔)

 

 

ちなみに、カッタウェイを25にしてセッティングを合わせた感想は、

わずかですが中低速のトルク感が向上し、エンジンの鼓動感が強くなりました。

言うなればエンジン腰上をO/Hして、失われていた圧縮を取り戻したような感じです。

 

SR400ではドコドコ感が強くなって楽しいなあー♪

 

カッタウェイの変更は効果がありましたが、

イチからスロー系~JNのセッティングを行わなければならないのでセッティング地獄に迷い込むこと必至です。

それでも私の言うトルク感の向上や鼓動感の向上を体感されたいアナタ、

やってみるのも楽しいですよ?

 

 

 

 

~終わり~